こんにちは、ちゃーりーです。
ダーツ初心者が、カウントアップやクリケットに並んで知っておきたい王道ゲームって何を思いつきますか・・・?
そう、01(ゼロワン)です。
カウントアップと同じく、ブルを中心に狙うシンプルなゲームなので、ダーツをはじめたばかりの人にはとっつきやすいゲームです。
この記事では、初心者の方向けに最低限押さえておきたい01の基本知識をご紹介します。
目次
01ってどんなゲームなの?
01とは「持ち点を一番はやく0にできた人が勝つゲーム」です。
このゲームは301、501、701、901、1101、1501の6種類あり、どれも末尾が「01」となっているため、「ゼロワン」と呼ばれています。
初心者のうちは、持ち点の少ない301や501がやりやすくてオススメです。
01はダーツバーや練習などで相手と対戦する時や、プロの大会では必ず01が競技項目に含まれています。
このゲームは”ぴったり0”にしなければならないので、マイナスになってしまうと「バースト(BUST)」となります。
バーストになった場合は、前のラウンドの持ち点から再びやり直しとなります。
たとえば残りの持ち点が32点なのに、入れた点数が50点となってしまった場合、バーストとなります。
1本目でブルに入れてしまったら、その時点でバーストとなり、2投目は投げられません。
次のラウンドでは再び持ち点32点からはじまります。
01ではどこを狙うの?
01ゲームでは少しでもはやく、持ち点を減らしていくことが勝利へのカギです。
そのため、最初は50点のブルを狙います。
60点の20トリプル狙いでも問題ありませんが、20トリプルのすぐとなりは1か5です。
トリプルを外してしまった場合、少ししか削れないのでリスクが非常に高いですよね。
だからブルを狙った方が、効率よく持ち点を減らせます。
ゲームの終盤に近づいてきたら、持ち点をぴったり0にできるようなナンバーを狙ってみましょう。
上がりやすい(フィニッシュしやすい)数字に調整することを、01では「アレンジ」と呼んでいます。
それでは、初心者がおさえておくべきアレンジを次の項目で解説していきます。
01の基本的なアレンジとは?
01のアレンジは、考えれば考えるほど奥が深いのですが、初心者が一番に目指すべきアレンジは持ち点を「32」にすることです。
32は16のダブル。
一発で16のダブルにダーツが入れば一番ですが、外したとしても16のシングルあるいは隣の8のシングル・ダブルです。
これなら次に狙うエリアを大幅に変えずに済みます。
8・16エリアを狙って32を0にする方法は、次の5通りが考えられます。
①一発で16のダブルに入れる
②16のシングルに入れ、8のダブルに入れる
③16のシングルに入れ、残りの2本を8のシングルに入れる
④8のダブルに入れ、16のシングルに入れる
⑤8のシングルに2本入れ、16のシングルに入れる
このような方法で、残りの持ち点32をぴったり0にできます。
この他にもアレンジの方法はたくさんありますが、それについてはまた別の記事で詳しくご紹介します。
ダーツデビューしたての頃は、まず32にアレンジできるよう、意識してみましょう。
01のダブルアウトとマスターアウトとは?
アレンジのほかにも、01で気に留めておくべきポイントがあります。
それが最後の1投を0にする時のルール、ダブルアウトとマスターアウトです。
それぞれ次のように説明できます。
①ダブルアウト:ダブルかインナーブルで終わらせなくてはならない、というルール
②マスターアウト:ダブル・トリプル・ブルのいずれかで終わらせなくてはならない、というルール
マスターアウトの方が、ダブルアウトよりも0にするために投げられる範囲が広いことが分かります。
また大事なのは、ダブルアウトでもマスターアウトでも、0にする際にはシングルでゲームを終わらせてはいけないということ。
ただし、プロの大会などでダブルアウトやマスターアウトが適用されている場合に限って、シングルアウトは許されないということです。
普段ダーツバーや漫喫で対戦する際には、シングルで上がれることが多いです。
しかし「ダブルアウト・マスターアウトで上がるべきだ」と考えている人もいます。
お互いに気持ちよく01対戦できるように、念のためゲームを始める前に「シングルアウトでも問題ないですか?」と確認を取りましょう。
01はどんな時に取り組むの?
さて、ひととおり01についての知識を確認したところで。
01はどんな時にやるのがいいのでしょうか。
具体的には次の4通りが挙げられます。
- マッチ(対戦)
- 練習
- プロテスト
- 大会
マッチ(対戦)
01はクリケットと並んで、ふだんの対戦でよく使われます。
ダーツバーに行けば、どこの台を見てもだいたい、01の対戦をしています。
まだ初心者で、いまいち01の戦い方が分からない時には、ダーツバーで他の人たちの対戦を眺めてみると流れがつかめます。
練習
01はひとりでの練習にもおすすめです。
ビッグブルやカウントアップでグルーピングが良くなってきたら、力試しに01に取り組んでみるのも◎
「〇ラウンド以内に終わらせる!」という目標を持って取り組むと上達しやすくなります。
プロテスト
初心者にはまだ先の目標かもしれませんが、01はJAPANやPERFECTのプロテストに含まれています。
Aフライト前後の実力がついてきたら、プロテストモードで練習してみましょう。
プロテストについては、別の記事で詳しくご紹介します。
https://enjoydarts.info/becomedperfectproindarts/
大会
01とクリケットは王道のゲームであるため、プロの試合や一般の大会では必ず行われます。
初心者のうちに一般大会に出ることは、01を知る上でもとてもタメになります。
さいごに
01はブルを狙えばいいだけではなく、アレンジを考え、場合によってはダブルアウト・マスターアウトする必要があるゲーム。
高度な技術を求められるだけでなく、頭を使うゲームでもあります。
ビッグブルでトリプルの内側にダーツを投げ込めるようになったら、01に挑戦してみては?