ダーツライブゲーム ルール

マルチプルカウントアップでカバー力を鍛える?ルール・コツを紹介!

みなさんこんにちは。

「段々ダーツに慣れてきたし、他のゲームが気になるよ」という方に!

「マルチプルカウントアップ」をご存知でしょうか。

ルールはかなりシンプルなのですが、ダーツに必要なカバー力を磨くことができます。

この記事では、ダーツ中級者向けに、MULTIPLE COUNTUP(マルチプルカウントアップ)のルール・使うシチュエーションなどについてご紹介します。

マルチプルカウントアップって何?

そもそもダーツをはじめたばかりだと、「マルチプルカウントアップってなんなの?」って思ってしまいませんか。

もしくは「見たことあるけど、よくわからない」「やったことあるけど、どんな目的のゲームなのかわからない」と思うかもしれません。

マルチプルカウントアップとは、

1本目に当てた点数×1、2本目に当てた点数×2、3本目に当てた点数×3の得点になり、点数が加算されてゆくゲーム。

このゲームは一人でも複数人でもでき、全部で8ラウンド24本のダーツを投げます。(1ラウンド3本。)

後になるほど倍数が大きくなるので、できるだけ高い点数を獲得するためには1本目より、2本目、2本目より3本目が重要なゲームなのです。

試しに計算してみましょう。

  • 例①【1本目】ブル50点x1+【2本目】10点x2+【3本目】5点x3=85点
  • 例②【1本目】5点x1+【2本目】10点x2+【3本目】ブル50点x3=175点

例①と②を比べると、倍数の少ない1本目でブルに当てるより、倍数の大きな3本目でブルに当てた方が、得点は高くなっていますよね。

つまりマルチプルカウントアップは、同じ数字に当てたとしても、当てる順番によって点差が大きく開くゲームなんです。

マルチプルカウントアップはどんな時に取り組む?

1投目より2投目、2投目より3投目が大事だという特徴を踏まえると、マルチプルカウントアップは「カバー力」を鍛える時に適したゲームです。

カバー力とは1本目、2本目でブルを外しても、3本目にブルを当てられるようにする力。

もちろん1本目から確実にブルに入れるのが理想なのですが、中級に差し掛かったくらいのレベルだと、だいたい1ラウンドに1回か2回ほどブルに当たりません。

それだけに、マルチブルカウントアップは中級者が集中して2本目や3本目を入れるには、うってつけの練習になります。

具体的にはこんな人にオススメ!

  • 「1発目にブルを外してしまうとプレッシャーで緊張し、カバーできなくなってしまう」
  • 「1投目あるいは2投目までは上手くいくけれど、最後の3投目で油断してしまう」

本番の試合でも、1本目・2本目は緊張して外してしまっても、カバーできればかなり強いので、このゲームでカバー力を鍛えておいて損はありません。

ただ注意したいのは、「よし、ブルに入れに行くぞ!」と意識しすぎないこと。

狙いすぎると過剰な前傾姿勢になったり、力んだりして、かえってブルに入らなくなるからです。

あくまで自分にとって自然体のフォームを保ったままの状態で、ブルにダーツが入ることが大事です。

マルチプルカウントアップで何点めざす?

中級者はまず、1000点をめざしましょう。

マルチプルカウントアップは全部で8ラウンドあるので1000点を出すためには、毎ラウンド平均125点を出す必要があります。

そのためには最低でも毎回2本目に一本、あるいは3本目に一本ブルに入れることが求められます。

マルチプルカウントアップは中級者以上の人に適しているので、初心者にはまだおすすめできません。

ただ「他のゲームに飽きてしまって、試しに挑戦してみたいな」という人は、800点あたりを目指してみてもいいかもしれません。

最後に

実はかなりマイナーなゲームであるマルチプルカウントアップ。

ついつい飛ばされがちなゲームですが、かなり重要な要素であるカバー力を磨くのには最適なゲームです。

もしフォームが安定してきており、試合などの本番に強くなりたいのであれば取り組んでみましょう。

中級者の目標である1000点が出すことは、意外と難しいはずです。

マルチプルカウントアップに取り組んだことのない人は、ぜひ一度やってみることをおすすめします!

簡単に1000点が出せる方はSHOOT OUTやEAGLE EYEをやってみましょう。

今回も読んでいただきありがとうございました!

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