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ダーツプロ(パーフェクト)になる方法③実技試験

こんにちは、ちゃーりーです。

ダーツでプロになるには、書類審査、筆記試験、実技試験に合格しなければなりません。

今回はその中でも要となる実技試験について僕の体験をもとに課題と対策をご紹介します。

それではPERFECTプロ試験の実技(男子・女子)についてみていきましょう!

PERFECT男子実技試験

男子は501を8ラウンド以内にブルセパレートでダブルアウトしなければなりません。

これは5回中1回でもクリアすれば合格です。

*ブルセパレート(アウターブル25点・インナーブル50点)

PERFECT公式サイトより

セパレートブルなので、20トリプルを狙うのが王道です。

ということはプロ試験でダーツを投げる場合、

  1. 20トリプルに入った
  2. 20トリプル以外に入った(キャッチ)

の2通りが考えられます。

20トリプルを外した時は大体5、20、1に入るので、キャッチの平均は8.7となります。(5+20+1=26、26÷3=8.666…)

こう考えると試験中に20トリプル(60点)を何回当てれば合格しやすいか、割り出せます。

結論から言うと、8ラウンド以内に少なくとも6本トリプルに入れれば、合格の最低ラインに届きます。

計算してみると、次の通りです。

20トリプル×6本=360点

キャッチ平均8×18本(キャッチ2本×6ラウンド+3本×2ラウンド)=144点

合計は504点となり、8ラウンド以内に501を無事上がれる。

6ラウンドしっかり20トリプルを1回キープし、残りの2ラウンドでアレンジ・上がりをすれば合格できる、ということです。

PERFECT女子実技試験

一方で、PERFECT女子の実技試験について。

女子の場合は701をマスターアウトで10ラウンドです。

女子の試験はセパレートブルではないので、ブルを狙うのが王道です。

つまり、投げたダーツは

  1. ブル(50点)
  2. ブル以外のキャッチ(平均10点と仮定)

に刺さるはず。

これを踏まえた合格の最低ラインは、ブルに10本入れることです。

計算してみると、次の通りです。

ブル50点x10本=500点

キャッチ約10点x20本(10ラウンド×2本)=200点

合計は約700点となり、10ラウンド以内に701を無事上がれる。

アレンジや上がりを考えると、なるべく早い段階で10回ブル入れる必要があります。

1ラウンドにつき最低でもワンブルをキープ、その上でロートンを出せば余裕ができます。

たとえば、8ラウンド中6ラウンドはワンブルキープして2ラウンドはロートン、残りの2ラウンドでアレンジ・上がり、というように!

緊張感への対処

PERFECTのプロ試験会場は、当然ながら緊迫した空気が流れています。

私語禁止なので、会場にいる人は静かに他の受験者の実技を見ています。

緊張感に対する対策は僕も知りたいくらいなのですが、僕は

「自分が見るものを限定する」

という方法を取りました。

投げている間はダーツ盤、振り返る時はスローラインだけを見るようにしようと意識すると集中できます。

これは僕なりの方法なので、もし他に自分にとってやりやすい方法があれば、ぜひやってみると良いでしょう。

緊張感には慣れやその人自身の対処法があるので、それを見つけて挑みましょう!

心の余裕

試験番号が遅い人は会場にずっといる必要はない、との指示があったので、外にいってリフレッシュするのもおすすめです。

また、5レグ中1レグで上がれれば大丈夫、という意識も大事です。

試験なので緊張しすぎてつい、「この1回で上がらなければ」と思ってしまいます。

しかし緊張の度が過ぎるとかえって焦り、うまく行かなくなることも。

プロ試験でもベストを尽くせるよう、心に余裕を持つ工夫をしてみましょう。

まとめ

PERFECTのプロ試験では、男子は20トリプルをキープし、女子はブルをキープすることが最低ライン。

実際の試験会場で受ける実技は緊張するので、普段の実力レベルを上げることが合格へのカギです。

よく「実技は簡単」と言われますが、僕はそうは思いませんでした。

あの緊張感が加わると、どうしても普段通りには打てないです。

キープできる実力と、ある程度の試合慣れをしておくこと。

これが実技試験合格への近道だと僕は考えています。

ぜひ頑張って下さい!

ここまで読んで下さりありがとうございました!

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